米国小型株式

米国小型株

米国小型株の定義

今回は米国小型株に注目してみました。米国小型株(Small)の定義ですが、finvizのサイトによると、時価総額が3億ドルから20億ドルにあたるようです。

ベンチマーク

小型株式のベンチマークとしては、ラッセル2000インデックスS&Pスモールキャップ600指数CRSP US スモールキャップ・インデックスの3つが挙げられます。

ラッセル2000インデックス

バンガード・ラッセル2000ETF:VTWO

構成銘柄数:2,036、経費率:0.10%

S&Pスモールキャップ600指数

バンガード・S&Pスモールキャップ600ETF:VIOO

構成銘柄数:602、経費率:0.10%

CRSP US スモールキャップ・インデックス

バンガード・スモールキャップETF:VB

構成銘柄数:1,398、経費率:0.05%

チャート

2020年度

値上がり順位は、①ラッセル2000(VTWO):18.80%、②米国スモールキャップ(VB):16.60%、③S&Pスモールキャップ600(VIOO):10.20%

2021年度

値上がり順位は、①S&Pスモールキャップ600(VIOO):26.50%、②スモールキャップ(VB):18.00%、③ラッセル2000(VTWO):15.20%

2021年は小型株が大型株をアンダーパフォームしました。理由としては質の低い銘柄が小型株に含まれており、それがラッセル2000指数の約4分の1を占めているからです。そのため、赤字企業が構成銘柄の10分の1に過ぎないS&Pスモールキャップ600指数が2021年に26%上昇し、S&P500指数をわずかに下回っただけという理由も納得できるかと思います。

 

まとめ

今回は米国小型株式ベンチマーク(ラッセル2000、S&Pスモールキャップ600、スモールキャップ)に連動するETF(VTWO、VIOO、VB)について紹介しました。過去の値動きを調査したところ、2020年は小型株が大型株をアウトパフォームしましたが、2021年は小型株が大型株をアンダーパフォームするという結果になりました。引き続き、2022年も小型株のパフォーマンスに注目したいところですが、果たしてどうなることやら。

最後に、今後の小型株の値動きを占う上で参考になる内容がありましたので、バロンズの記事を紹介しておきたいと思います。

バロンズ拾い読み

2021年のラッセル2000指数とS&Pスモールキャップ600指数のリターンの11%ポイントの差は、2000年以降で最大となっています。2000年はハイテクバブルのピークで、小型株の好調さの始まりとなりました。そして、S&Pスモールキャップ600指数はその後2年間にラッセル2000指数を引き続きアウトパフォームした一方、両指数ともにS&P500指数をアウトパフォームしました。

現在の市場環境に1999年や2000年と共通点があるとすれば、小型株にとって今後の10年間は好調な年になる可能性がある、とのこと。(バロンズダイジェストより)

 

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