個人による投資の現状について(一部抜粋)

はじめに

野村総合研究所の報告書「若年層を中心とした個人による投資の現状とNISAの利用促進に向けた課題に関する調査」を元に、私が気になった箇所をピックアップしてみました。

投資経験の調査結果

野村総合研究所の調査によると「金融資産を300万円以上保有している人の半数が何かしらの投資を経験している」とのデータがありました。投資未経験者の内、「投資しない理由」として「資金がないため」を挙げている人の割合が右側の図で示されています。金融資産 300 万円未満の階層では資金不足を理由に挙げる人は4割を超えていますが、300 万円を境界にその割合は減少しています。

投資への取り組み状況と年収階層ごとに金融資産の保有額を見たものが、図表 5 になります。同一の年収水準で比較すると、投資経験者の方が投資関心層や無関心層よりも金融資産300万円以上の人の割合が高い傾向があるようです。

ちなみに調査結果には「傾向がある」と書いてあるだけで、「何で(金融資産が)高いのか」について明確に書かれていませんでした。でも理由は何故だかもうおわかりですよね。

投資経験者への調査結果

投資経験者に対して自分自身の保有する金融資産を「いつでも使えるお金として確保しておきたい金融資産」、「将来に備えるための金融資産」、「運用で積極的に増やしたい
金融資産」の3つに分けた場合、それぞれどの程度の配分比率になるかを確認した図になります(図表14)。「いつでも使えるお金として確保しておきたい金融資産」が 45.4%、「将来に備えるための金融資産」が 33.8%、「運用で積極的に増やしたい金融資産」が 20.8%でした。

現在投資している人たちが、前述の3つに資金に分けた場合、どの性格のお金を利用して投資しているかをの結果ですが、「運用で積極的に増やしたい金融資産」を利用している人が 45.9%と非常に多く、「将来に備えるための金融資産」を利用している人は 28.4%に留まり、それほど多くないようです。投資経験者が投資に利用する金融資産は、3つの金融資産のうち最も比率の少ない「運用で積極的に増やしたい金融資産」を用いている人が多いことがわかります。また、「将来に備えるための金融資産」を利用している人の内、具体的な投資目的として「老後の生活資金」を選択する人が 75.8%と最も多いようです。

投資関心層への調査結果

投資関心層が興味はあるが、なぜ投資しないかを確認した結果を示したものが、図表 20です。投資しない主な理由は「十分な知識がない」(65.2%)、「損をすることが不安であ
る」(63%)、「難しそう・敷居が高い」 (61.6%)等で、投資に対する知識不足や心理的なハードルに関する事項を挙げる人が多いようです。

投資家無関心層への調査結果

投資無関心層が投資しない理由を確認したところ、「損することが不安である」(56%)が最も高く、次いで、「難しそう・敷居が高い」(47.4%)、「十分な知識がない」(46.3%)が続きます。前述の投資関心層と比較して、投資無関心層では「損をすることが不安である」という理由が目立っています。

おわりに

報告書の内容からは特に「投資教育・スキルの向上」や「投資情報の提供」について求められている、というのがわかりました。そこで、このブログでは「(なるべく)わかりやすくて、(中立的な)情報提供・アドバイス」が出来るよう心掛けていきたいと思います。というわけで、今後ともよろしくお願いいたします。

 

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