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給付金(10万円)で始める株式投資
「給付金(10万円)」で株式投資を始めてみたら、今までとは知らない世界が開けて新鮮だった」、「高校生の息子が10万円で株式を購入してみたいと言っている」-そんな声がSNS(交流サイト)上でも飛び交っているという。
じつはこうした動きは日本だけに限ったことではなく、米国CNBCの報道にもよると、ほぼすべての米国の所得層で給付金の使い道の1つとして、株式投資に充てたとの解答が多かったようだ。特に年収が日本円で約375万円~803万円の層では、株式投資をした人が給付金の支給前と比べて、目に見えて増加していたという。
将来への先行き不安から、資産形成に役立てたいという切実な行動の1つだ。
給付金(10万円)を一過性の「消費」に回すよりも、「投資」に充てて将来の資産形成に役立てた方がいいのではないか、あまり投資に馴染みのない世代からも、こうした声が届いているといいます。
将来に向けた長期投資の第一歩として
緊急時の生活支援資金であるはずの給付金(10万円)が株式投資に回るのは、本来の政策目的(使い道)から外れる、との指摘もあるが、将来に向けた長期投資の第一歩として有効活用されるのであれば、必ずしも否定されるべきものではないのかもしれません。
では将来に向けた長期投資の第一歩として、我々は「一体何に投資すればいいのか?」と思われた方もいるかと思います。
危機下の投資、役立つのは経済指標よりも心理的側面を重視
コロナショックのような危機的状況下では、人々は合理的な行動を送ることが難しくなるという。なぜなら不安や恐怖の元となる痛みが、合理的な意思決定をゆがめる可能性があるからだ。
実際のところ、今年の3月に入ってから株式投資を始めたばかりの人が、期待とは裏腹に損ばかりが膨らんでいるという。株を買うと値下がりし、売った途端に値を戻すこともあったという。中には、しばらく株式投資をしたくない、と言った人もいる。
どうやら相場が急落したタイミングを見計らって株式投資を始めても、それが必ずしもうまくいくとは限らないようだ。
なぜ投資が失敗してしまうのか。
そこには資産配分(投資)や経済行動を妨げてしまう心理的バイアスが存在するという。
そのことを認識したうえで、我々市場参加者は正しい行動をとる必要がある。そこで、投資については、あらかじめ事前に機械的なルールを決めておき、淡々とそれを行うのも一案だ。
・短期の値動きを極端に気にしない。
・一喜一憂したままの状態で投資判断をしない。
・「10%値下がりしたら売る」などルールを決めておく。
・売買回数をむやみやたらに増やさない。
「目先の値動きに一喜一憂するのではなく、自信を持って保有できる銘柄や商品を選んでおくことが肝要だ」と専門家は言う。
そこで銘柄選びに際して、投資大国アメリカで有名な「ダウの犬」投資法を紹介したいと思います。
株式(金融商品)に投資するうえで必要なルールは3つです。
ダウの犬投資法のルールとは
①NYダウ採用銘柄(30銘柄)を配当利回りの高い順に並べ、上位10銘柄をピックアップする。
②その上位10銘柄を均等金額(10%×10銘柄)で買う。
③1年後にNYダウの採用銘柄を再度見直し、必要に応じてリバランス(銘柄入替え)をする。
ダウの犬投資法(日本株Ver)
日本の上場企業のうち時価総額が高い銘柄の中から、配当利回りの高い10銘柄をピックアップ。
ちなみに単元株(100株単位)で全銘柄(全部)を買うと、約250万円が必要になります。さすがに給付金(10万円)だけでは買えないですよね。
じつは私にいい考え(代替案)があるんです。
ところで、皆さんは最近流行りのスマホ投資(少額投資)をご存じですか?
通常は単元株(100株単位)での売買が主流かと思いますが、最近は株式を数量指定で1株単位とか、または金額指定で1000円単位とか、少額から投資が出来ちゃうんです。
PayPay証券(旧ワンタップバイ)での購入例
PayPay証券では、1企業(銘柄)あたり1,000円単位から投資が出来るので、わずか1万円で均等買付によるポートフォリオが組めちゃうんです。
上記の例(金額)はあくまで1例に過ぎません。それは皆さんのリスク許容度(どれぐらい損に耐えられるか)によっても異なるからです。
SBIネオモバイル証券の場合
SBIネオモバイル証券 で全10銘柄に1株ずつ投資した場合。投資金額は約25,000円になります。均等買付をする場合は、株数を調整して同じ投資金額になるよう調整してみてください。
それ以外の証券会社をお使いの場合
じつは日本の超優良企業(10社)に簡単に投資する方法があるんです。
下記を見てください。
たったの1銘柄、わずか1万円程で日本を代表する上場企業への投資が出来ちゃうんです。しかも銀行の金利では考えられないほどの高利回り(3%)です。確かに株式投資はリスクがありますが、今回は日本の超優良企業への投資ですから。
ちなみに銘柄コード1311は株式ではありません。正確にはETF(上場投資信託)という金融商品で株式のように売買が出来て、1銘柄(たった1本)だけで幅広い分散投資が可能になるんです。
余談ですが、ETFは20世紀最大の発明と呼ばれるぐらい凄い(素晴らしい)金融商品で、初心者がETFを持っているだけで周りからは一目置かれるはずです。(きっと。)
最後にもう1つだけETFを紹介します。
現代ポートフォリオ理論ではインデックスファンドに投資することが主流となっており、ファンドの中身(投資対象)はアメリカを含む世界の株式(日本を除く)になります。
もし紹介した2本のETFに投資をする場合は【日本株1:世界株式9】の割合で投資することをおすすします。
ついでに SBIネオモバイル証券 への口座開設もおすすめしておきますね(笑)
やっぱり米国株へ投資したい場合
本家ダウの犬投資法です。
米連続増配高配当株・配当再投資戦略の原点がここに
おわりに
というわけで、ダウの犬投資法から国際分散投資のお話でした。このブログでは投資の始め方から口座開設のやり方や注文方法などを、初心者の方でも理解できるよう心掛けております。(至らない点がありましたら、申し訳ありません。)
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投資は自己責任でお願いします!
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