ドルコスト平均法は不利だ!というよりは、ドルコスト平均法でも不利な場合がある、です。
じゃあ、どんな時に?
それは、あきらかな上昇相場です。
例えば(直近)の話で言うと、「リーマンショック以降からコロナショック前」までの時期、です。
チャートを見てみると、誰から見ても右肩あがりの相場でした。
この場合は、ドルコスト平均法など使わずに一括投資をして持っていれば
購入単価も安く買えるので一番儲かっていました。まさにバカでも稼げる米国株ですね。
今後上昇相場が続くとしても一括購入は怖くて出来ない!という方は、
分割(積立)で購入する際に「当口数投資(口数指定)」(たとえば一定の株数の株式や一定口数の投資信託を定期的に買い付ける方法)で
購入する方法もあります。
まとめると、今後も上昇相場が続くと予想される場合、以下の順で有利です。
一括投資>当口数投資(口数指定)>等金額投資(金額指定)
逆に相場の下落が予想される場合は、以下の順で有利です。
等金額投資(金額指定)>当口数投資(口数指定)>一括投資
最後に投資信託をできるだけ高く売る方法について、です。
売却時期を分散(売却単価を平準化)するために複数回(例えば3回)に分けて売る、です。
具体的には、一部売却(口数指定)で3回に売るです。
仮に現在1,500,000口(時価200万円相当)保有している場合に
1回目:50万口
2回目:50万口
3回目:50万口
というように3回に分けて売るやり方です。
全部売却(一括)で売ってしまい、その後相場が上昇して後悔することもあるかと思います。
相場の天井は誰にもわからないので一部売却(分割)で様子を見るのもアリかと思います。
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