まずはご自身の運用スタンス「短期投資(信用取引)or 中長期取引(現物取引)」によっても、対応方法は異なってくるので、その点はあらかじめご理解いただけると幸いです。
過去のパターンに学ぼう
2019年1月3日の午前7時頃、ドル円相場で急落が起きました。109円台にあったドル円の為替が、瞬時に104円台まで急落するという事件が起こりました。※下記チャート ヒゲの部分に注目
実は最近、こうした「フラッシュ・クラッシュ」という現象がときどき発生していることをご存知でしょうか。
原因として考えられているのが、コンピューターによる自動売買(アルゴリズム取引)の影響が考えられています。
もう一つが時間帯です。ニューヨーク市場が締まり、東京は正月休み、香港、シンガポールはまだ本格的に稼働しておらず、世界で動いている市場はニュージーランドのウェリントンとオーストラリアのシドニーだけ、という時間帯でした。
この薄商いの時間帯に大量のドル売り(円買い)注文が入ると、市場価格を大きく動かし、結果的に、信用取引(レバレッジ取引)をしていた人たちの口座に自動強制決済(ストップロス)が起こって、そしてそれは反対売買(ドル買い⇒ドル売り)に繋がり、そしてそれがまた別の口座に対する強制決済に繋がり。。。こうした一連のスパイラルに陥ったものと考えられます。
短期投資の場合
想定外のリスク(急落)を考えておく。リスク資産の割合を検討。
ポジションを減らす。
信用保証金などを積み増しする。
など、レバレッジを低くしておく。
中長期投資の場合
ポジションはそのまま。基本的には何もしない。
追加投資(買い時のチャンス)に備える。
具体的には、指値注文をしておく。
フラッシュ・クラッシュは今後も起こりえるのか?
正直、二番底が来るのか、来ないのか私にもわかりません。
ただ、1つだけ言えるのは、「突発的な急落は今後も起きる」ということです。
そして、それは一体いつ(何月)なのか?
それは。。。
・・・毎年、薄商いになりやすい時期ってありますよね。
正月(年末年始)、GW、〇休み
投資は自己責任で
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