目次
仮想通貨のコストを考える
以前、仮想通貨のコスト(スプレッド)について考えてみましたが、
うっかり見落としていたコストがありました。
ちなみにスプレッドの仕組みについてはこちらからどうぞ↓
レバレッジ手数料とは
出典元:GMOコインのHPより
レバレッジ手数料?聞きなれない単語が出てきました!(汗)
しかも日割り計算と記載があります。何ですかコレ!?
レバレッジ手数料をもっと詳しく
出典元:GMOコインのHPより
いまいちピンと来てませんが、手数料(コスト)ということだけがわかりました(汗)
レバレッジ手数料を計算してみる1
イメージが付きやすいように、直近の値段に近い
1ビットコイン=75万円で試算してみたいと思います。
1×750,000円×0.04%=300円
300円ならお安いですね。
ところで仮に1か月や1年保有すると、どうなるんですかね?
300円×30日=9,000円(1か月)
300円×365日=109,500円(1年)
???
高くないですか?これ!!
レバレッジ手数料を計算してみる2
ちなみにビットコインのレバレッジ(証拠金倍率)は10倍(10%)でした。
1ビットコイン=75万円の建玉金額で試算してみたいと思います。
必要証拠金は建玉金額×証拠金倍率で計算できます。
75万円(建玉金額)×10%(証拠金倍率)=75,000円(必要証拠金)です。
建玉金額から必要証拠金を引くと、
取引会社から借りたお金を計算することが出来ます。
750,000円(建玉金額)-75000円(必要証拠金)=675,000円(借金)
つまり。。。
1ビットコインを保有するために取引業者から借りたお金の年利、
金利手数料レバレッジ手数料の年利が計算できます。
金利手数料レバレッジ手数料の年利???
109,500円(1年あたりのレバレッジ手数料)÷675,000円(借金)
=16.976%(年利)
消費者〇融か!
たしか利息制限法の上限金利が20%まででしたっけ?
せ、セーフ(合法)なのか
仮想通貨(現物取引)と仮想通貨FXのコスト比較
仮想通貨(現物取引)のコストはスプレッドのみ
仮想通貨FXのコストはスプレッド+金利手数料レバレッジ手数料
さらにややこしいのは仮想通貨(現物取引)のスプレッドは高く、
仮想通貨FXのスプレッドは低い、です。
というわけで、どっちが安いのか計算しちゃいます!
損益分岐点を考えてみる
便宜上、以前調査した2018年8月25日時点のレートで試算
仮想通貨現物取引(ビットコイン)のスプレッド:14,856円
仮想通貨FX(ビットコイン)のスプレッド:1,114円
まずは差額を計算してみます。
14,856円-1,114円=13,742円
次に損益分岐点を計算してみます。
13,742円÷300円(1日あたりのレバレッジ手数料)=約45.8日
つまり何が言いたいかというと。。。
短期売買(約45日以内の短期保有)であれば仮想通貨FXがコスト的に有利
45日以上の長期保有であれば仮想通貨(現物取引)がコスト的に有利
コスト的に不利でも(経済合理的でなくても)レバレッジが利かせられるのが
仮想通貨FXの最大のメリットです。
まとめ
見えないコストに注意
今回、仮想通貨FXにはスプレッド以外にレバレッジ手数料といった
コストがあることがわかりました。
世の中には目に見えない(見えにくい?)コストがある、
ということだけでも知っていただけたら幸いです。
それにしても計算してみて正直びっくり致しました(汗)
(心の声)
仮想通貨業者儲かってそうだな~。
仮想通貨業者(上場会社)の株を買ったら儲かりそうだな~。
取引業者様には何卒コスト削減をお願いしたいと思いますm(_ _)m
投資は自己責任でお願いします!
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